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  • 奇跡の醤(ひしお) 150ml
奇跡の醤(ひしお) 150ml 奇跡の醤150mlの後ろ 厚揚げと豚肉炒め ちらし寿司

商品説明

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東日本大震災で全壊流失―
しかし、震災前のもろみが見つかった。
震災前のもろみが見つかるまで
2011年3月11日の東日本大震災により、弊社があった岩手県陸前高田市内は壊滅的な被害を受けた。200年余続く醤油蔵「八木澤商店」もその被害を受けたうちの一つである。
150年使い込まれた気仙杉の木桶で仕込む醤油は「香ばしい」と評価をいただいていたが、大津波は工場の外壁だけを残し、すべてを流し去ってしまった。
その翌月の1日、一人も解雇することなく、そして入社予定だった2人も迎え入れた。その後の入社式が偶然にも報道され、それがきっかけで八木澤商店の奇跡はまだ続く…。

<震災後、はじめての集合写真>

偶然、震災前に岩手県釜石市の水産技術センターの研究所に、微生物の研究のために預けておいた「もろみ」が、「残っていた。」と後日連絡がきたのだ。4月の報道を偶然見ていた研究員の方が探しだしてくれていたのだった。実はその研究所は海の目の前に建っており、2階まで津波の被害を受けていた。しかし、その瓦礫を掻き分け、そこには1つだけ倒れていないロッカーがあった。そのロッカーの上からあの「もろみ」が見つかったのだ。その当時、弊社へ持っていっても何もなく、どうすることもできないため岩手県の施設に持って行き、新しく工場ができるまで預かっていただいた。八木澤商店の「もろみ」は幸いにも生きていた。

<見つかったもろみ>

それから…
同じ年に陸前高田市の隣町・一関市で仮の事務所をそして空いていた工場でつゆたれ類の製造を開始。それから、翌年の2012年10月に、震災前に廃校になった一関市内の小学校の校庭に新しく工場を建て、陸前高田市に戻り空いていた旅館を改装し、新しく本社兼店舗を再開させた。
一方、見つかった「もろみ」は当時4kgから少しずつ増やして、培養していただいたのをようやく2013年3月に新工場へ持っていった。そこから厳しい東北の夏を二度経過させて、2014年11月・震災から3年8ヵ月にしてようやく『奇跡の醤』の最初の一滴がしぼられた。

<『奇跡の醤』の初搾り。醤油は赤い色>

『奇跡の醤』のこだわり
天然醸造方式で製造
天然醸造とはもろみを醗酵、熟成させる期間一切自動で加温させず、自然の機構の気温のみで醗酵させる昔ながらの醸造方式。
外気の気温が上昇する夏場を二度経過させることにより醗酵を促す。この方式は震災前の八木澤商店の看板商品だった「生揚醤油」と同じ製法である。二夏越させることにより醗酵、熟成期間が増し、塩かどがとれまろやかな口あたりが良い醤油本来のふくよかな味と香りができる。
長い期間を熟成させることはより製造コストがかかるが、弊社ではあえて長い期間「櫂入れ」をし、五感を活かし最も良い状態で醤油を搾る。
『奇跡の醤』は成分無調整で搾ったままの醤油を一切調整、調合せず火入れ、充填をしお届けしている。

<『奇跡の醤』を利き味>

ぎょく瓶を使用
「老舗の味の復活」の表現のため、陶器のようなぎょく瓶を採用。200余年の歴史感と奇跡のストーリーを見た目でも感じられるボトル。昔の日本で醤油の輸出に使用したコンプラ瓶をイメージした。またアフターユースも考慮し、卓上瓶としても繰り返し使えるようにした。

『奇跡の醤』活用レシピ
厚揚げと豚肉炒め

【材料】(4人前)
厚揚げ(絹ごし) 2枚
豚バラ肉スライス 150g
浅葱 5本
削り節 5g分
A{『奇跡の醤』 大さじ2、みりん 大さじ1
●サラダ油

【作り方】
①豚肉は2~3cm幅に切ります。浅葱は小口切りにします。
②フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、強火で豚肉を炒めます。脂が出てきたら、一旦火を止めて厚揚げを一口大にちぎって加えます。再び火をかけて強火でざっと炒めます。
③Aの調味料を加えて炒め合わせます。仕上がりに削り節と浅葱を加えてサッとからめて器に盛り出来上がりです。

価格:594円(税込)

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